クラシック曲の聞き方 ~ベートーベン月光より~
こんにちは☀
ボイストレーナーみゆきです🎹
私は昔からピアノを習っていた時期があり、かつ母親がオーケストラが大好きだった影響もありクラシックを結構聞く機会が多く、落ち着きたいときに川や海などちょっと遠方へ出かけて、YouTubeで聴いていることもしばしば😚
最近だとYouTubeで辻井伸行さんや久石譲さん、またYouTuberが駅前などで演奏している動画を聴いてます☺
今回はクラシックのちょっとマニアックな聞き方をご紹介したいと思います。
どんな人でも生きてきた背景や想いを知ると、親近感がわいたりファンになったり見方が変わりますよね??
音楽も同じです☛
その曲の背景などをきちんと調べてみると全然演奏も違ってきます‼(多分 笑)
今日はベートーベンの「月光」をもとに、どんな風にその曲の背景を知ってきたかご紹介します✨
月光はこちらの曲です↓↓
1回は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
ちなみに私は、元嵐の二宮君主演の「青い光」という映画でこの曲を知りました 笑
内容は結構暗めでしたが、いい映画でした🎥
1~3楽章まであるので、ぜひぜひ聞いてみてください🎹
はかなげな感じがとても好きです☺
続きまして見方のポイントをご紹介します♪
大まかに見るポイントは主に3点♪
①作曲家の生涯の変遷
②恋愛事情
③生きてきた時代や居住国、居住国のおかれていた歴史や革命
そうするとその人がどんな思いで曲を書いたのか?が鮮明に想像することができます。
月光でいうと・・・
①作曲家の生涯の変遷
→ドイツ生まれであるが、20代からピアノを学び引き続ける。20代後半から難聴となり、40代には本格的に聞こえなくなりながらも作曲活動を続ける。
→ドイツ生まれであるが、20代からピアノを学び引き続ける。20代後半から難聴となり、40代には本格的に聞こえなくなりながらも作曲活動を続ける。
②恋愛事情
→かなり恋多き方だったそうで、月光はジュリエッタという女性にあてられたもの。ちなみにベートーベンの代表作に「エリーゼのために」という曲がありますが、それは当時の恋人のテレーザという方にあてられているといわれている。
参考までに♪
③生きてきた時代や居住国、居住国のおかれていた歴史や革命
→彼は20代よりウイーンを活動拠点としていたが、フランス革命後のヨーロッパにおいて、民主主義の影響を受けているそう。
とここまで見るととても癖があり、情熱的な方なのかな?と想像できますよね。そんな彼がこんなに美しくもはかない曲を作るのか…そんなところに当時の彼女らはギャップを感じていたのでしょうか・・・?と思うと少し面白いですよね。
演奏するときは彼になり切って作曲当時の周りの国の映像まで浮かべながら演奏していました🎵
芸術の世界なので、何が正解はありませんが、その指揮者によって表現方法が異なり聞いてみると全然違う曲になります😮
クラシックもそうですが、他の曲にも同様でそういった背景をしるとまた聞き方や音楽からイメージされる情景も異なってきます!
ぜひぜひみなさんも好きな曲など聞く際は調べてみてください